吹雪の中 鶴岡へ
先週はまるで冷蔵庫の中にすっぽりと入ってしまったかのような日々が続きました。
今冬一番の『冬』でした。
そんな冬の〆がきのう、土曜日の地吹雪体験でした。
2月6日 土曜日は、去年11月に100歳で亡くなったわが師匠のお別れの会の日でした。
場所は鶴岡。
バスで行くつもりはしてたのですが、夫が送っていこうか、と言います。
いくら慣れてるとはいえ、暴風雪警報が出ている中、山を越すのは至難の業のはずなのでちょっと心配でしたが、お言葉に甘えることにしました。
いつもの高速ですが、道路は圧雪凍結。
気温を見ればマイナス6度(>_<)
さらにこの上はマイナス10度という表示でした。
時々巻き上がる地吹雪は行く先の視界をさえぎります。
両脇につけられた青い線に助けられました。
除雪車が除雪の際に同時につけていってるのでした。
山形~鶴岡までの間にあるいくつかのトンネル、トンネルの中はホッと一息つけるのですが、出るとすぐまた凍結した道路、吹雪が待っています。
鶴岡市内に入っても地吹雪は止みません。
映画『おくりびと』の最初のシーンそのもです。
会場へは30分ほど遅れて到着でした。
それでも出席することに意義があると思い・・・
会場に入っていくと、式の半分は過ぎていましたが、祭壇に飾られた師匠の写真が目に入り、それは明治の女性らしい凛とした姿を写していて、それを見た瞬間、子供の頃からおけいこしていただいた日々のことが走馬灯のように蘇りました。
師匠は、去年秋に急に倒れられて、わたしが知らせを受けて病院にかけつけたときにはもうお話はできない状態でした。
それでも、手をにぎると力強く握り返してくださって、こちらが話すことは全部わかっていらっしゃるかのようでした。
それは師匠と弟子というよりは、人として交流できた瞬間のような気がして、わたしにとっては生涯の財産となりました。
さて、式は滞りなく終わり、帰りのことが気になります。
久しぶりに会った方たちとの挨拶もそこそこに早々に帰路につきました。
帰りは山道を避け、遠回りで新庄の方を回り、平地を帰ることにしました。
それでも地吹雪の道を通り、豪雪地帯を通って行かなければなりません。
究極の選択なのですが、アップダウンのある道よりはいいのじゃないかという結論になり・・・
正解でした!
お天気はだんだん青空になっていきました。
なんと! またとないような青い色♪
最上川沿いを行きます。
途中に寄った道の駅にて。
日が照っているのに風が吹くとあたりの雪を舞い上げ吹雪になります。
このあとなんとか無事にうちに帰れました。
命がけの運転ごくろうさまでした。
同乗くださった雪端さん、お疲れ様でしたm(__)m
ところで、下の新聞の記事は、翌日、今朝のものです。
この冬、一番の悪天候だったようです。
下の記事は、まさにわたしたちが通ったあとの事故だったようです。
ほんとうにだれがこういう事故に遭ってもおかしくないような状態でした。
ふ~。。冬の月山道は命がけです
今朝はきのうのことがウソのように穏やかな朝となりました♪
今週はあたたかな日が戻ってきそうですね。
一進一退しながら春に向かっています
今冬一番の『冬』でした。
そんな冬の〆がきのう、土曜日の地吹雪体験でした。
2月6日 土曜日は、去年11月に100歳で亡くなったわが師匠のお別れの会の日でした。
場所は鶴岡。
バスで行くつもりはしてたのですが、夫が送っていこうか、と言います。
いくら慣れてるとはいえ、暴風雪警報が出ている中、山を越すのは至難の業のはずなのでちょっと心配でしたが、お言葉に甘えることにしました。
いつもの高速ですが、道路は圧雪凍結。
気温を見ればマイナス6度(>_<)
さらにこの上はマイナス10度という表示でした。
時々巻き上がる地吹雪は行く先の視界をさえぎります。
両脇につけられた青い線に助けられました。
除雪車が除雪の際に同時につけていってるのでした。
山形~鶴岡までの間にあるいくつかのトンネル、トンネルの中はホッと一息つけるのですが、出るとすぐまた凍結した道路、吹雪が待っています。
鶴岡市内に入っても地吹雪は止みません。
映画『おくりびと』の最初のシーンそのもです。
会場へは30分ほど遅れて到着でした。
それでも出席することに意義があると思い・・・
会場に入っていくと、式の半分は過ぎていましたが、祭壇に飾られた師匠の写真が目に入り、それは明治の女性らしい凛とした姿を写していて、それを見た瞬間、子供の頃からおけいこしていただいた日々のことが走馬灯のように蘇りました。
師匠は、去年秋に急に倒れられて、わたしが知らせを受けて病院にかけつけたときにはもうお話はできない状態でした。
それでも、手をにぎると力強く握り返してくださって、こちらが話すことは全部わかっていらっしゃるかのようでした。
それは師匠と弟子というよりは、人として交流できた瞬間のような気がして、わたしにとっては生涯の財産となりました。
さて、式は滞りなく終わり、帰りのことが気になります。
久しぶりに会った方たちとの挨拶もそこそこに早々に帰路につきました。
帰りは山道を避け、遠回りで新庄の方を回り、平地を帰ることにしました。
それでも地吹雪の道を通り、豪雪地帯を通って行かなければなりません。
究極の選択なのですが、アップダウンのある道よりはいいのじゃないかという結論になり・・・
正解でした!
お天気はだんだん青空になっていきました。
なんと! またとないような青い色♪
最上川沿いを行きます。
途中に寄った道の駅にて。
日が照っているのに風が吹くとあたりの雪を舞い上げ吹雪になります。
このあとなんとか無事にうちに帰れました。
命がけの運転ごくろうさまでした。
同乗くださった雪端さん、お疲れ様でしたm(__)m
ところで、下の新聞の記事は、翌日、今朝のものです。
この冬、一番の悪天候だったようです。
下の記事は、まさにわたしたちが通ったあとの事故だったようです。
ほんとうにだれがこういう事故に遭ってもおかしくないような状態でした。
ふ~。。冬の月山道は命がけです

今朝はきのうのことがウソのように穏やかな朝となりました♪
今週はあたたかな日が戻ってきそうですね。
一進一退しながら春に向かっています

この記事へのコメント
凄~~いっ、この吹雪の中を、よく運転出来ましたねぇ。私なら行くのをパスしたかもしれません。ご主人さん偉いです。
小学生の頃、ロープで電車ゴッコのように、通学した事を思い出しました。もう一つ想い出した事「寒鱈祭り」に行きたかったなぁ。もう終わっちゃいましたね。私の実家の方では、「どんがら汁」と言っていましたよ^^
久々にすごい吹雪を体験しましたよ!
吹雪は急にやってくるんです。
急に視界がさえぎられるんです(>_<)
止まるしかなくて止まると後ろの車が追突するでしょうし、うまくたどりつけたのは奇跡かもしれません。
吹き溜まりの雪に突っ込んでいる車もありました。
山形~鶴岡の区間、なんといっても山を越さないと行けないんですものねぇ・・・。
夫へのお褒めの言葉、ありがとうございます!
苦労が報われると思います♪
そういえば、吹雪で集団下校をしたことが思い出されました。
ロープはあったかな~・・^^;
どんがら汁、節分を過ぎるとおいしくなくなるとは言われていますが、どうなんだろう?
食べごろは1月の中ごろからのはずですが、今年はそのころ海が荒れてなかなか漁に出られず、鱈も獲れないと言ってましたが、その後ちょっとお天気回復して、そのときにちょうど由良産の鱈でどんがら汁、食べましたよ。やっぱりおいしかったです。
あれが最初で最後になってしまったかもしれません。
すんごいですね・・・。
無事に帰ることができてよかったですね。
小学校へは『スクールバス通学』でした。
小1の冬、雪崩で途中までしかバスがいけず、約4km歩いて帰ることに・・・。
父兄がその地点まで迎えに来てくれて、みんなで帰りました。
小柄だった私のことを、近所のおばさんがおんぶしてくれたっけ。
懐かしく思い出しました(*^_^*)
記事が雪一色ですね!雪が大好きな私は心が躍ります。
それにしてもすごい地吹雪でしたね~まさにホワイトアウト。
無事に帰ってこられて何よりです。
荒れ模様のあとの快晴のお写真、澄んだ空気感が伝わってくるようです。
私も穏やかなお天気の下で雪と戯れたいなぁ・・・雪の少ない地方に住んでる者の軽々しい発言かもしれませんが・・・
暦では立春を過ぎましたけど、まだもう少しの辛抱ですね。
地吹雪、すごかったです(>_<)
しばらく忘れていました。
地吹雪は急におこるので急に視界がきかなくなります。
こわいですね。
ぜひライトをつけて運転してほしいですね。
テールランプがついていればなんとか見えるのですが・・・。
suzukoさんも雪国育ちでいらっしゃるんですものね~。
いろいろな雪体験の思い出がおありでしょうね。
ほのぼのエピソードありがとうございました(^^)v
お忙しいところコメントありがとうございました。
なるほどホワイトアウト、急にシーツをかぶせられたような感じになるんですよね^^;
そうなんです♪ 雪はひとたび荒れ狂うととても困りものですが、その代わりそれが止んだあとの喜びも与えてくれます。
雪国ならではのお祭りもありますしね♪
やはりとても幻想的な雰囲気になれますよね。
この日山形市では風がない分静かに積もり、きのうあたりは屋根にも30cmぐらいあって、雪下ろししなくてだいじょうぶかしら?と思っていたら、きのうきょうあたたかくて雨が降って、少しずつ融けて10cmぐらいになりました。
急激な気温の変化、山などでは雪崩が心配されますね~。
ほんとうの春がくるまでまだもう一波乱ぐらいるのでしょうかね?。
いゃー凄い地吹雪
目の前が真っ白に。ちょっと恐怖を感じますね。
運転上手な旦那様でも視界が無くなるのですから大変だったでしょうね。それにひきかえ帰りの青空の美しい事
地吹雪の運転、本当に大変そう…( ̄ー ̄; ヒヤリ
きょkりんさん号
晴れ間が生み出す青空の色、すっご~~く綺麗なブルーですね!
すみませ~ん^^;
お返事遅れました
この日の吹雪はちょっとこわかったです(>_<)
一瞬のうちに目の前が真っ白になるんです!
雪はいろいろな表情を見せてくれますね。
帰りの青空はご褒美だったのかもしれませんね(^^)
コメントありがとうございます。
地吹雪、特に山はアップダウンがあったりカーブがあったりで、ほんとうに大変です。ひとつ間違えると・・・(>_<)
帰りに見えた空のブルーはそれまで見たことがあったかしら?と思うほど澄みきった吸い込まれそうなブルーでした♪