庭の花たち

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<<   作成日時 : 2009/01/13 01:01   >>

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2009年1月12日 晴れ 3℃ −5℃ (雪 1℃ 0℃)

母は、先日(1月9日)、病棟を移動いたしました。
今度の病棟は緩和ケア病棟、つまり終末医療の病棟です。
実は、母の病名は肺癌。
去年、10月に言い渡されました。
「余命半年・・」

最初、咳がひどかったので、風邪をこじらせたのかなと思い、かかりつけのお医者さんに診ていただきました。
念のため、レントゲンを撮りましょう、ということで撮っていただいたら、肺に白い影が・・。
それで、大きい病院を、ということで紹介されて次の日さっそく行ってみたら、「疑いもなく、肺癌です。」と言われました。
これまでもまめにレントゲン、CT 、MRI などの検査をしてきていたのですが、短期間に急に大きくなったということです。
高齢のため、積極的な治療は施せないようです。
放射線も抗癌剤も・・。

当初、定期的に外来で診ていただいて、いざというときにすぐ入院させていただくといことで、1回目の予約をとり、その日に診ていただき、つぎの予約を1ヵ月後に入れていたのですが、それを、待たずに入院という事態になったのでした。

酸素吸入や点滴のおかげで症状は和らいだものの、本来の病気が治ったわけでもなく、かといって積極的な治療をするわけでもないので、一般病棟にはそれ以上居られないということで、そのあとのことをいろいろ検討した結果、医師の勧めどおり、緩和ケア病棟での生活を選択いたしました。
まさにここは治療をするというよりは生活をする場所です。
全部が個室になっていて、ソファもあるので、介護人も休めます。

ということで、新しい病棟での生活がスタートいたしました。

毎日毎日眺めてきた病室からの景色ですが、ここでの生活も最後かと思うと、感慨もひとしお・・
去年、大晦日にどっかり降った雪も、その後、どんどん消えて行きましたが、春のようにあっというまに・・といわけにはいかず、なかなか消えずに残っていました。
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母の病室からは向かい側にある医療大学も、壁と柱の間からこんなふうに見えます。
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ここは健康の森公園という名前がついているようで、よく、犬の散歩をする方や、ウォーキングをする方が行き交っていきます。
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夕焼けの時間です。
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夕陽が川を朱色に染めて流れていきます。
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こうして8階病棟最後の日も暮れていきました。
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病室の前にあるロビーに置いてあったゼラニューム、ずっと気になって見守っていたのですが、大晦日まではつぼみだったのが、お正月すぎて徐々に開いていって、満開に。
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そして、次の日、新しい病棟に変わりました。
ここは一階。
こういう眺めになります。
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病室にはいってまもなく、看護師さんが、花瓶にはいった水仙をそっとテーブルに置いてくださいました。
ホッと心が和みました。
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その日と次の日は、母も慣れないところで不安だろうと思い、泊まることにしました。
きのうの朝、前の日からの雪で、すばらしい雪景色が見られました。
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ゆうべからは泊まらずに、母が寝入ったのを見届けてから帰るようにしてみました。
今のところ、痛みとか苦しさはないようで、ただ、ひとりになることの恐怖と闘いながら母はベッドにおります。
ここで静かに時が過ぎていっています・・




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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
 癒される風景や花の写真が、とても綺麗です。
お母様のとのお対応で、いろいろ大変な事とお察しいたします。
(私も1年前、義理の母親が癌でした)
御身のお身体のほうもお大切にしてくださいね。
けろっぷ
2009/01/13 04:34
おはようございます。
病院での日々が続く中、どう過ごされているのかと気がかりでしたが、緩和ケアに移られたんですね。
お母様もなじめない病院生活の中で、きっときょkりんさんの優しさや愛情はお母様の心の支えになっていることでしょう。
私にはこれほどに尽くしてあげれないでしょう。
ご自身のお体もご自愛くださいね。
うめ吉
2009/01/13 09:52
お母様ときょkりんさん、そしてご家族の方に心穏やかな日々が続きますように。
suzuko
2009/01/13 10:22
久しぶりにお母様ときょKりんさんに会えましたね。
ベッドのお母様と会ったら泣くかも知れないと思って行きましたが、きょKりんさんの明るい笑顔と出会えたのでホッとしました。
とても良いお部屋と眺めが良いので、それも安心しました。
あの病室に移られたという事は、痛みを感じる事がないのですね。
皆さんから一生懸命看病されてお幸せです。
過労にならないように、身体をいたわって過ごして下さいね。
ようちゃん
2009/01/13 20:08
けろっぷさん、コメントありがとうございます。
そうですかー、お義母さまも・・
しかし、どうして人生の最後にこういう結末が待っているのでしょうね・・。
人生ドラマのシナリオライターがいるとしたら、なんと下手くそな台本を書くんだろうと思いますね。

毎日毎日おなじ風景を見ているのに撮らずにいられないのはなんででしょうね?^_^;

励ましのお言葉、ありがとうございました。
きょkりん
2009/01/14 01:34
うめ吉さん、いつもご心配いただいてありがとうございます。
いろいろ考えもしましたが、やはりこの方法しかないという結論になりました。
でも、まだ、母にとって、これでよかったのだろうかとも思ってしまいます。
今度の環境は、介護人(といってもそばについているだけですが・・)にとってはだいぶ楽になりました。
うめ吉さんこそじゅうぶん尽くしていらっしゃるでしょう。
きょkりん
2009/01/14 01:44
suzukoさん、いつもブログを見ていただいて、そして励ましのお言葉、うれしいです。ありがとうございます。
きょkりん
2009/01/14 01:46
ようちゃん、きょう(あ、もうきのうになりましたね)はありがとうございました。
ひさしぶりにお会いできてうれしかったです。
母もとても刺激された様子でした。
環境的にはとてもよかったでしょう。
わたし的には少し楽になりました。
母にとっては一人になる瞬間が恐怖らしいですが・・。
きょkりん
2009/01/14 02:01
今晩は
お母様の事ご心配ですね。
お察しいたします。病室から見える景色
とてもキレイですね。寒さ厳しき折
お体を大切になさって下さい。
shiyoko
2009/01/14 21:30
shiyokoさん、いつもありがとうございます。
この景色になぐさめられておりました。
ぼーっと一日眺めていてもあきないくらいだったです。
きょkりん
2009/01/14 23:40

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